キャンプのシーズンオフは、一般的に寒い時期ということになるが、僕はやっぱり寒い時期のキャンプが好きだ。焚き火の良さを感じる事が出来るし、虫は少ないし、食材が痛むのを心配する必要がない。そして、何より人が少ない事が一番の良さかもしれない。夏のキャンプは、人でギュウギュウになる。隣のテントの話し声もよく聞こえるし、場所によっては景色が他のテントで遮られることもあり、冬キャンプの良さを知っている自分としてはなんだか物足りなさを感じるときもある。ただ、何より大変なのはやっぱり虫だ。。日没時の羽虫の多さには、初めて夏キャンプに行った人なら必ずビビってしまうイベントの一つだろう・・。
今回のキャンプは、初めての貸切利用となった、京都府の日本海側にあるキャンプ場、「高嶋海水浴場オートキャンプ場」。20年2月のことをご紹介したい。ちなみにこの時期は、ちょうどcovid-19が流行の兆しを見せ始めた頃で、世の中が自粛モードになり始める直前に行ったときの事。
環境 :★★★☆☆ 日本海の景色を楽しみたい人にはお勧め。でも風が強いのは注意点。
立地 :★★☆☆☆ 大阪市内から3時間です。
トイレ :★★★☆☆
風呂 :★★★★☆ 宇川温泉よし野の里が近くにあります。
価格 :★★★☆☆
12時頃に到着したが、御覧の通り、誰もいない。丹後半島に位置しているだけあって、大阪や京都市内からはそこまで近くはないし、シーズンオフになると誰もここには来ないのかもしれない。そう、これが貸切キャンプと表現した由来だ・・・。この日、一泊したのは僕らだけだった。
この日のキャンプ飯はシンプルなものにした。良い肉、安い肉、サーモンとキノコのホイル包みだ。
日が落ちると、寒い。そして風が強くなってきた。こんな日は早く飯を切り上げて、テントの中で酒を飲みながらボードゲームに勤しむのが良い。
朝飯は、フレンチトーストにしてみたのだけど、あまり上手にできなかったので、結局は目玉焼きトーストに。
貸切キャンプはとても良かったのだけど、日本海側の海岸線に泊まるのは、凄く怖かった。光もなく、周りには住宅もない。管理棟などもない。何が怖いかって、拉致だ。ここで僕らが拉致されても誰も気づかないだろう・・。世の中で最も怖いものは幽霊でもなく実は人なんだなっていうのをあらためて実感する日だった。。
コメント