大人ってぜったいに、自分の秘密基地を持ってるよね。Barだったりスナックだったり、もしかしてサイゼとか漫画喫茶かもしれないね。ぼくの秘密基地？？教えるわけないじゃん。
18年10月。キャンプデビューを前にして、淡路島にあるおしゃれグランピングスポット、GREEN’S FARMSに宿泊することとなった。ヘンリーの誕生祝である。
色々と魅かれるところがたくさんあるのだが、まず最初に魅かれるのは所在地だ。なんと、非公開なのである。正確には宿泊者にだけ住所の連絡がある ということなんだけど、こういう些細なところが、なんかすっごく良い。
結論から言うと、めちゃめちゃよかった。もう、どストレートな表現のほうが伝わりやすい気がするので敢えてシンプルに伝えたい。めちゃめちゃよかった。
例えていうなら、知らないアメリカの片隅に、ポツンと残された秘密基地 みたいな感じ。伝わらないよね・・。写真を交えて紹介していきたい。
この日、TRAILER HOUSEに宿泊。ほかにコテージとテントがあったがどれも良さそうだった。しかしトレーラーハウスよ。とても良い。映画の中に入った気分がして、終始意気揚々であった。
ちなみにグランピングに来てまで自分のテントを建ててみた。ナバホテントが写真に写っているのがお分かりだろう。今、冷静に振り返れば、アホである。しかしそんな可愛げのある自分も嫌いではない。
時を戻そう。写真奥に、牛小屋みたいなのが見えると思うが、これが、このGREEN’S FARMSの肝と勝手に決めつけさせて頂きたい。オールナイトで空いている、無人のアミューズメントハウスである。
めっちゃオシャレじゃない！？ いや、共感を求めるまでもなく、お洒落な空間だ。しかも2階には、簡易的なバスケットコートがある。オシャレすぎて福岡の片田舎から出てきた私にはもはや意味が分からない。オシャレの押し売りはここら辺でやめておきたい。
上記の写真は、自前で用意した料理軍団。手前味噌になるのでここでオシャレという言葉は使わないが、だいぶ映えを意識してみた。映えていると思う。やはり旅行の50％は食事が決めるといっても過言ではない。過言ではない。誤記ではない。大事なことなので2回表記したよ。結構イイ感じに料理もキメられた。淡路島に向かう途中の明石の市場で、タコを仕入れてパエリアにしたのが、真ん中の写真だ。
こうやって、地のモノを現地で調達して料理するの、すっごく醍醐味だと思うのよねグランピングやキャンプにおいて。明石の魚の棚っていう市場なんだけど、この市場の話だけでも1本の投稿ができるくらい濃いスポット。また機会があったらこの市場の事についても書きなぐってみたい。
話を戻すね。朝起きて、前日に余った食材を使ってカレーを作った。モーニングカレー。ハウス食品が、元楽天の田中投手をCM起用してモーニングカレーなるものを流行らせようとした事があったが、もう既に闇に葬られている。しかし敢えてここは、闇から蘇生させたい。モーニングカレーである。
なんでカレーとコーヒーって合うんだろうね。しかもそこにモーニングというシチュエーションを加えたら、もう朝のSMAP状態だ。オールスター軍団。森君、元気にしてるかな。
そんなこんなで、後ろ髪を引かれる気持ちでチェックアウトをしたわけだけど、あらためて、めっちゃ良いところだった。所在地非開示から始まり、締めは朝のSMAP。今この文章は、約1.5年半が経過した20年5月に執筆しているのだけど、今も色褪せず情景を思い描ける場所って、間違いなく人におススメができるスポットなのだと思う。
関西に住んでる方も、そうでない方も、機会があれば検討してみてはいかがかしら。（こんだけ推してるからGREEN’S FARMSからマージン貰っても良いはずなのに・・）
環境 :★★★★☆（牛舎を改修したアミューズメント施設があり、飽きない。）
立地 :★★★★☆（淡路島に所在のため、大阪市内からのアクセスも良い）
トイレ :★★★★★（綺麗なトイレが複数あり、快適）
風呂 :★★★☆☆（綺麗なシャワーが設置。お風呂はないため、平均値で設定）
価格 :★★★☆☆（グランピングサイトとしては平均的な価格帯）
コメント